ノンロット205N Sカラー(外部用)
容量:3.5L、14L
木材保護塗料「ノンロット205N」に、着色力を強化した”Sカラー”新登場
屋外用木材保護塗料『ノンロット205Nシリーズ』は、木の木肌を生かしたごく自然な仕上がりと天然木の香りを消さないことが最大の特徴で、2006年秋に発売された現行品の“Zカラー”が訴求してきた木肌優先の考え方は、木が本来もつ性能をほとんど害さずに木を保護するという点で、特に木に強いこだわりを持たれる方々にご評価をいただいております。
しかしながら、優れた性能はそのままに〈もう少し色目の際立つものがほしい・・〉という設計者や施工店からのご要望もあり、この度、現行の“Zカラー”よりもしっかりとした発色の“高着色タイプ”Sカラーを発売することとなりました。現行の“Zカラー”17色と新製品“Sカラー”の7色を合わせて計24色のラインナップで塗替えを含めた幅広い用途にお使いいただけることと思います。
ノンロット205N Sカラー(外部用)の特徴
- 外用(油性)205NZカラーの高着色タイプです。
- 木肌を生かすというコンセプトは維持。もちろん木の香りもそのままです。
- 高着色力のため、淡色系でもしっかり発色、塗替え時の退色した木材にも着色できます。
- 施工性は現行品と同等。2回塗りで、塗り継ぎ性/速乾性/養生テープの付着性にも優れます。
(F☆☆☆☆同等の証明書は発行できませんのでご注意ください。) - 現行の“Zカラー”とのブレンドにより着色調整が可能です。
- ノンロット205N Sカラー(外部用)の用途
- ログ八ウス、木造一般住宅、学校、神社仏閣、公園等の木造遊技施設、杭、木製フェンスなどの木部の保護。
※特に着色力を求められる部位に適します。
205N Sカラー7色(Zカラー近似色との比較)
- (新)Sカラー
▲SG-YMR
(イエローメランチ)
▲SG-OHT
(オークハート)
▲SG-NAT
(ナチュラルチーク)
▲SG-HWH
(ホーリーホワイト)
- Zカラー
▲ZS-YO
(イエローオーク)
▲ZS-LO
(ライトオーク)
▲ZS-DO
(ダークオーク)
▲ZS-WH
(ホワイト)
- (新)Sカラー
▲SG-RBR
(ラスティックブラウン)
▲SG-RSB
(ローズブラウン)
▲SG-SBL
(エスブラック)
- Zカラー
▲ZS-DB
(ダークブラウン)
▲ZS-AB
(アンティークブラウン)
▲ZS-NB
(ニューブラック)
標準塗装仕様
※横にスライドしてご覧ください
工程 | 塗布量(ml/m2) | 備考工程 | |
---|---|---|---|
1 | 下地処理 | 下地清掃、ヤニ処理、素地研磨(#100~300) | |
2 | 1回目塗り |
60~110 | 乾燥2~6時間(晴天日) |
3 | 2回目塗り | 40~70 | 乾燥1日以上(晴天日) |
使用上・安全上の注意
- 1.顔料が沈降していますので、上下左右に充分ゆすり、棒などでよく撹拌してからご使用下さい。使用中もよくかき混ぜて下さい。
- 2.木材の種類や塗料の含浸量の違いにより仕上りが色見本帳と異なります。事前に試し塗りをして下さい。
- 3.原液のまま薄めずに木材に刷毛やローラーで塗布して下さい。スプレー塗布は行わないで下さい。
- 4.木材が湿っていると含浸が損なわれます。含水率が20%以下の乾燥した木材に使用して下さい。
- 5.雨天時の塗布は避けて下さい。乾燥が不十分な状態で、雨などが当たるとシミができるので注意して下さい。
- 6.205Nとクリーンを混ぜて使用することはできません。
- 7.Zカラーを屋内浴室等に使用する場合は、「塗装時の臭気」「薬剤の含有」についてお施主様に了解を得て下さい。
- 8.使用した刷毛は塗料シンナー等で洗って下さい。
- 9.ノンロットの上に他の塗料を上塗りする場合、剥がれなどのトラブルの恐れがありますので事前に確認して下さい。
- 10.塗膜性の塗装の上にノンロットを塗装することはできません。塗膜をサンディング等で除去して下さい。
- 11.人体・衣服が直接触れるベンチ・ベランダ・デッキ・遊具・床などに使用した場合、色落ちや着衣を汚すことがあります。 必要に応じてしっかり拭きとるか、事前に確認された塗膜型のクリアーを上塗りして下さい。
- 12.過量な塗布はベタツキの原因となりますのでウエスで拭きとって下さい。吸い込みの悪い木材は、すり込むように塗布すると効果があります。
- 13.タンニンなどの樹液を多く含む樹種(一部の針葉樹、広葉樹、南洋材など)は、再塗装後も含めて樹液成分がにじみだして色抜け、シミ、汚れになる場合があります。特にベンチ、テーブル等は事前に確認された塗膜型クリアーを上塗りして下さい。
- 14.施工温度は5℃以上で行って下さい。
- 15.開栓後はすみやかに使用して下さい。
- 16.屋外の再塗装は早い時期に行うと耐久性がより高くなります。透明系は、特に外観を重視する場合、~2年前後での再塗装をおすすめします。(詳しくはノンロット技術資料をご参照下さい)